猫マニアなDiary


詩 ぽん太…

投稿日: 2011年8月21日(日) 投稿者: admin カテゴリー: うちんちのねこ, ぽん太

ぽん太…

そうだった。
キミが来たのはこんな雨の日だったね。

小さな体いっぱいの力を使って
がしっと私の胸にしがみついた、温かい塊。

私がはじめてあげた牛乳を猛烈な勢いで
おなかいっぱい飲んで
迷いもせず、前猫のトイレに行って
がっがっがっと砂を掻き、はじめてのおしっこをした。

ぽん太。

キミはきれい好きな猫だった?
絶対にトイレ以外の場所でおしっこしない。
キミの子供たちがどんなに粗相をしても、
キミは絶対にしなかった。

だから、病院から帰って、お家に着いて
まっさきにトイレにかけこんだ。
トイレじゃないところで
おしっこはしたくなかったんだよね。

最後に飲んだのはずっと大好きだった牛乳。

最後に抱かれたのは私の腕の中。
小さく小さく丸まった、まだ温かいぽん太。

そうして今日
お別れの日はあの日のような雨。

できすぎだよ、ぽん太。

動かなくなった体から抜け出して
仔猫になって戻っておいで。
雨の日に私を呼んで。
そうしたら、また拾ってあげるから。

ぽん太1992年7月8日

ぽん太1992年7月8日

ぽん太1993年6月1日

ぽん太1993年6月1日

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